おまえは間違いなく「油断」する。
最近、ジョジョファンでない人から「ミスタ」の名前を聞いたので、今回初となるジョジの奇妙なブログ記事を書こうと思う。
まずは「ミスタ」の紹介からしよう。
グイード・ミスタ:
「ジョジョの奇妙な冒険第5部・黄金の疾風(おうごんのかぜ)」に登場。
1982年12月3日生、本編では17~18歳(B型)
4と言う数字に対し、異常な反応を示す「4恐怖症」を患っている事が特徴。
性格は論弁好きだが、チャラい面もある。
だが物事を理解する能力には欠けており、状況把握が苦手でもある。
かと思うと、反射的に正しい行動をとる事もあるので、頭はよろしいのだと思われる。
そしてワキガの疑いがある。
若くして「拳銃使いの天才的能力」を持ち合わせている。
ギャング組織「パッショーネ」の1グループ「ポルポの所(チーム)」に所属しており、自称「暗殺向け」のメンバー。
ミスタの「過去」
彼は過去に、ギャング複数名が女性を強姦している現場に遭遇した事がある。
ミスタはその時やめろと声をかけたが、ギャングは小僧に諭されたことへ対し逆上し、とたんに現場は銃弾の嵐へと変わってしまう。
しかしギャングが放つ銃弾は不思議な事に1発もミスタへは当たることがなく、目の前からいくつもの銃弾が向かってくる危険の中、ミスタは手にしたリボルバーへ冷静に銃弾を込め逆にギャング全員を射殺してしまう。
その事件により留置場へ入れられるが、パッショーネの構成員「ブローノ・ブチャラティ(のちにチームを率いるリーダー的メンバー)」による保釈金援助と「何かしらの後ろ盾」を受け事件を納め、これにより自身も恩を返すべくパッショーネの構成員となった。
この内容で、ミスタが先天的な「スタンド能力の持ち主」であった事を表している可能性が伺える。
スタンド能力:
ジョジョの奇妙な冒険には「スタンド能力」なる超能力を持っている人物が登場する(厳密には第3部から、当時は幽波紋と書いて「スタンド」と記されていた)。
能力の発生源は主に2つあり「あの弓と矢の”矢”」と呼ばれる矢の矢じりが体を傷つける事によりスタンド能力が発動する(この場合、スタンド発動適合者は心臓を貫かれても復活する事があり、不適合者は指を怪我しただけでも死亡する事がある)場合と、先天的に生まれもってその才能がある場合の2種類。
後者の場合、赤ん坊の頃から気付かずに使えている場合と後に発動する場合(外的要因を含む)がある。
スタンド能力者は「スタンド」と呼ばれる霊的な「精神を具現化させた存在」を召喚する事ができ、召喚されるスタンドには固定の超能力がそなえられているが、その形状や形態、能力の種類は様々。
基本定義として「能力者1人につきスタンドは1つ、能力も1つ」であるとされるが例外も存在し、上記の「グイード・ミスタ」も例外に当たる。
スタンドはいわば「自身の分身」や「化身」に当たる為、スタンドに被害があると本体にも全く同じ被害が現れる。
例えばスタンド(人型であった場合)の小指が切断されると、本体も手から小指が離れ外傷となる。
(遠隔自動操縦型と呼ばれるタイプのスタンドや本体が存在しない場合は、この範囲ではない)
スタンドは便利な能力だが、自身と言っても過言ではない存在であるゆえ、その大切な能力を自在に操れる物を「スタンド使い」と称する。
ミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」
定義から離れ、6体のスタンドで1つと認識される「1人に複数のスタンド」の一つ。
(4部には「ハーヴェスト」や「バットカンパニー」と言った数百体以上のスタンドを同時に出現させられるスタンド使いも存在する)
6体のスタンドにはそれぞれナンバーがあり、その数字は1、2、3、5、6、7。
4は縁起が悪いから存在しないとミスタは言っているが、スタンドに縁起が関係あるのかは不明。
(だが実際に4と言う数字に関連した何かが起こると、ミスタは必ずピンチに陥る)
ミスタが所持しているS&W・M49と思われるリボルバーの弾丸1つに対し(基本)1匹がついている。
ナンバーズ1匹につき1度「弾丸の加速、もしくは軌道の修正」が行われる。
ターゲットにそう信じ込ませておき、実は1つの弾丸にナンバーズ全員が乗っている等のトリッキーな技も見せる事がある。
この際、6匹が同時に弾丸を蹴ると、凄まじいスピードになると思われる。
加え、1匹づつで蹴り込む事を考えると最大で6回軌道修正+加速ができると考えられるが、スタンドには「活動できる範囲(射程と呼ばれる)」が定められており、その限界範囲に到達すると例外なしに弾丸から離れる。
このスタンドにはそれぞれ性格と意思があり、お腹がすいていると仕事をしてくれない。
よってミスタが「コイツ等には意思がある、匹で数えるな」と言う場面があり、ナンバーズは何人や何体で呼ばないとヘソを曲げるらしい。
(スタンドは基本的に本体の代弁をする事があってもスタンド自体が意思をもってしゃべる事があまりなく、喋れるもしくは意思のあるスタンドに限って色々と厄介な事が多いが、もはや生き物の形状でないものも存在し、「着る」タイプや「中に入る」と言ったタイプも存在する)
あの弓と矢の”矢”
エジプトの遺跡より発掘された不思議な形状と効果を持つ「矢」。
「ディアボロ」と言う名の青年が6本発掘したとされており、第5部までで登場する矢の本数は3~4本。
第3部に登場する「エンヤ」と言う両手とも右手の老婆が所持していたことが写真から明るみになり、これに関係して第4部と5部のストーリーが展開される。
ディアボロが6本の内5本をエンヤに売却したことが語られており、それぞれの(最終的な)所有者はスピードワゴン財団(保管)、吉良吉廣(その後消失)、ブラックサバスの口の中(後に破壊)、ジョルノ(その後不明)、プッチ神父(その後消失)、ジョリーン(矢じりの欠片のみ)である。
矢の仕組み
この「矢」の矢じりが引き起こす現象は「ウィルス進化論」からなる構造で成り立っている(らしい)。
ウィルス進化論とは「進化はウィルスの感染により起こる」と言う物(実際に提唱されている理論)で、ジョジョに登場する矢の矢じりにもウィルスが付着していることから起こる。
大半の命は之の毒性により死滅するが、適応し進化したものがスタンドパワーを身につけるのだと言う。
矢じりは古代の「隕石」から削り取った物質で作られている可能性が書かれており、この隕石からも矢じりと同じ「付着したウィルス」が確認されている。
(隕石そのものがウィルスなんじゃねーの?としんかさんは昔考えたが、結果、結論は出ないので考えるのをやめた)
終わりに
しんかさんは、進化しません。
完
←to be continued......
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