できるかぎり じゆうで います

今年最後に、ガンダムを語る。

戦争と言う物はいつもどこかで起きていて、必ずしもそれは国や兵士たちの戦いではない。

人が人としてある為に、己が自分を正す為に、人が人を裁く為に。

喧嘩も小さな戦争の一つ、規模が大きくなればその名前が変わるだけ。

喧嘩で人が死ねばニュースで大きく取り上げられるが、戦争で命を落とした兵士や巻き込まれて命を失った人へ世間はあまり関心がないようだ。

戦争で人が死ぬのは当然なのか?と、しんかさんは考えます。

死にたい奴は勝手に死ねばいいと思うしんかさんですが、戦争はそうじゃない。

誰かに死を与えられているのだと思う訳です。

この理論をしんかさんは小学生の時に覚えさせられました。

その作品が機動戦士ガンダムです。

死んでいくんですよ、ことごとく。

特に「正義の心を持っている人」ばかりが。

正しいと思う物に向かって突き進む人。

世界を良くしたいと考える人。

何かを、誰かを守りたい人ばかりが死んでいく。

ゲスい事を考えながら私腹を肥やす奴等ばかりが生き残る。

現世もアニメも世界は変わらんのです。

繰り返しますが、裏で消えていく彼らは自分でその死を選んだ訳ではないのですよ。

何とも理不尽ですね。


機動戦士ガンダムをどう言った視点で観ている人が多いのか解りませんが「しんかさん流ガンダム」を今年最後のブログとして書き記しておこうと思います。




増え過ぎた人口の口減らしの為、地球連邦政府がとった政策

「宇宙移民計画」。

貧困層を宇宙に建設したスペースコロニーへ移住させ、地球の為に働かせる。

そんなお話で幕が開けます。



機動戦士ガンダム


移民計画後約半世紀が経ち、移民者(スペースノイドと呼ばれる)のストレスが爆発。

地球から遠く離れた宇宙都市(コロニー)サイド3は「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府へ独立戦争を仕掛ける。

のちに語られる「一年戦争」の幕開けである。

状況から察せると思うが、連邦政府へ再三の改善を求めた結果なのであろう。

この時点でジオン公国は圧倒的な武力(ジオン軍)を誇っており、連邦軍(地球連邦政府直轄戦闘部隊)では足元にも及ばなかった。

一気に決着を付けたく考えた結果、ジオン軍は手始めに地球へコロニーを落とす作戦、通称「ブリティッシュ作戦」を決行、地球へ甚大な被害を与えた。

1コロニー(単位は1サイドと数えられる)の人口は1億5000万~20億とされており、コロニーの大きさがいかなるものかお判りだろうか。

1発で3億5000万人以上の地球人(アースノイドと呼ばれる)が一瞬にして消え去った。

因みに、落とされたコロニーに住んでいた人達も作戦結構前に毒ガスで全滅。

よって、被害総数は5億を軽く超えた。

物量で勝てなくなった地球連邦軍は新兵器を開発し、それは配備させる戦術「V作戦」を考案、発動させた。

この新兵器こそが名高い「ガンダム」な訳だが、ジオン軍には人型兵器(モビルスーツと呼ばれる)が大量に配備されており、後者である連邦軍がいかなる兵器を開発しようとその先へ行ける科学・工学力と研究成果・データがある。

・・・はずだった。

地球連邦軍の新型モビルスーツ「ガンダム」は、ジオン軍の主力兵器「ザク」の装備する攻撃では足止めも出来ない程強固であった。

その後、最新兵器「ガンダム」は「白い悪魔」と称され恐れられるようになった。


主人公「アムロ」


ガンダムの開発者「テム・レイ」の息子「アムロ・レイ」

初めてザクが地上での偵察作戦する際、作戦現場に居合わせた。

戦火で滅茶苦茶になっている時、たまたまアムロが逃げ寄ったのがガンダムの中だった。

初めて搭乗したモビルスーツにも関わらす、彼は見事敵機を破壊した。←殺人ですからね?

アムロは機密兵器の私用による軍事裁判を脅し文句にされ、ホワイトベース隊に同行する事となった。

数機のモビルスーツを搭載した戦艦「ホワイトベース」の艦長「ブライト・ノア」は、素人ながら見事に敵兵器を破壊したアムロの操縦技術を見逃せなかったのだ。


ガンダムと言えばアムロのファンがかなり多い。

だがしかし、このアムロの戦う理由はどこにもない事にお気づきだろうか?

主人公なのに、正義は愚か、守る者も目指す所もないどうしようもないボンクラなのだ。

名言「な…殴ったね!?ぶったな!二度もぶった!、親父にもぶたれたことないのに!!!」で、自ら甘ったれ具合を暴露してしまう始末。

本当に 死 ん で 詫 び ろ と言いたい、彼には。

「祖国の為、家族が幸せに暮らせる為に!」と戦い散って行った敵兵士は報われない。

今世紀までの主人公に、ここまでどうしようもない輩がいたであろうか?

因みに、後のアムロが宿敵に言い放つ言葉がある。

「・・・情けないヤツめ!」

・・・お前だよ!


もう一人の主人公「シャア・アズナブル」


ジオン公国初代創立者「ジオン・ズム・ダイクン」の長男「キャスバル・レム・ダイクン」。

言わば王家の子孫、それがシャア・アズナブルの正体。

父親であるジオンを、野望高き「ザビ家」の暗殺により失くした過去がある。

国王核が失われ、実権を握ったのが「デギン・ソド・ザビ」、これへの復讐と歪んだ政治を正す為に彼は身分を隠し兵士となった。

デギンは息子「ギレン・ザビ」に殺される事となるのだが、ここまでで解る事が、とにかくザビ家は腐っている。

ギレンは妹「キシリア・ザビ」から父親殺しの容疑で射殺されるのだが、そのキシリアを討つ事でキャスバルの復讐は幕を下ろす(一年戦争終結)。


個人的重要人物「ドズル・ザビ」


ザビ家の(デギンを軸とした)三男に当たる。

最も兵士らしく、かつ情に厚い。

部下が命令に逆らっても「これは戦いではない、虐殺だ!」と言われるとふさぎ込んでしまうほど正義感が出来上がっている。(機動戦士ガンダムオリジン参照)

ザビ家の中でも愛妻家で知られ、娘に対しても溺愛。

ドズルは頭こそよくないが、戦闘に関しては猛進。

だがそれは守る者があっての戦いだった。

終焉の刻、動かなくなった兵器を乗り捨て、ガンダム相手に生身で戦った唯一の英雄。

散り際のセリフはしんかさんの耳から離れる事はない。

「やらせはせん、やらせはせんぞ!!」

白い悪魔もそのプレッシャーで、相手が生身にもかかわらす怯むと言うシーンがある。

彼の娘「ミネバ・ラオ・ザビ」は直系で唯一の「ザビ家の生き残り」である。

後にその姿は、英雄がいなくなった時代で輝く一握りの希望となる。



機動戦士ガンダムは主人公のアムロ側視点、つまり地球連邦軍を正義として見ている輩が多すぎて困る。

このお話は戦争の物語であり、良いも悪いもない。

言ってしまえば全員悪者ですらある、だってみんな人殺しなんだから。

そんな中、注目してもらいたいのはジオン軍の兵士。

優秀な所で言うと「ランバ・ラル大尉」がソレである。

彼は軍事に嫌気がさし飛び出した連邦軍兵士アムロに飯を食わせた上、身分が解った後も「小僧、戦場であったら容赦はしないぞ」と言い逃がす事までする本当のイケメンなのだ。

そのイケメンがクソガキアムロ達のせいで散るシーンは、もうなんと言うか・・・

地球は破滅しろ

と言いたくなる程ファンの心を握り潰したとか。

その後ランバ・ラルの内縁の妻「クラウレ・ハモン」が敵討ちに来るのだが、もうね・・・

泣くしかないんだよ!泣くしかないの!!

だってそうでしょ?!マチルダさああああん!!!(泣

クソ連邦の悪魔め!どんだけ良い人を殺せば気が済むのか!!!

何がむかつくってさ、

アムロに罪悪感無し

な訳ですよ、いや、終始ではないんですけど。

「やらなければ、やられる」それだけがアムロのモットーなんですよ!!

死ねマジで!!!!


面白おかしく書くつもりはなかったんですが、やけに楽しい内容になっちゃって驚いています。


つまりは、今回何が言いたかったかと言うと、

正義はどこにあるのかい?

って事なんですよ。

いや、アムロの正義はどこかって話じゃないですよ?


例えば、しんかさんのママーンが殺されたとして殺した相手を見つけた時、

しんかさんは多分、その相手を笑いながらじわじわと殺すことができます。

それって正義ですか?多分違いますよね?

それを友人がやってたとしても、正直仕方ないとしんかさんは思います。

しかしですよ、知らない誰かがそれをやっていたら、ただの狂気ですよ多分。

戦争って起きると、捕獲した兵士を拷問しますよね?尋問という名目で。

それって正義ですか?

「わー!敵が攻めてきたー!!」「イケー!ロケット弾打ち込めー!」

ぼかーん

「やった!勝った!!仕留めた!!!」

・・・正義って何?何よ???


正義って、自分が信念をもってすれば何でもいい訳ですよね。

つまりは、ね。



しんかさん家で犬を飼っています、大嫌いな犬を。

しんかさんはほとんど世話しません、怖いから。

でもね?見てるとだーれもあやさないんですよ、散歩も連れて行かない。

あまりにもかわいそうなんで、しんかさんがなでてやるわけです。

足で。

それを見ると全員が口をそろえて言う訳ですよ「足でなんてヒドイ」って。

はぁ?

何が酷いのか全く分からないです、しんかさん。

しんかさんの足ってそんなに汚いの??

足でモノを寄せたり、人の体に足乗せたり、それで怒られるのはまだわかりますよ?

そうやっちゃダメって教わったから。

でも犬はカンケーないでしょ。

犬に「手はOK足はNG」なんて概念ないでしょうし、そもそも手も足も体の一部としか認識してないハズです。

お手!って言って犬が出してくるのは前足ですから!!そもそもあいつらに手なんてないですから!!!

俺が足でナデナデしてあげて止めると「もっとよこせ」的に前足で俺の足を撫でてきますが、それはいいのかよ?

犬は人間様に対して足をふるっていいのかよ?

手と足の用途、説明してみろよド低能共がよー。

犬が嫌がってないのに、何で足じゃダメなんだよ。

犬に聞いたのかよー、足で何かされるの嫌ですか?って聞いたのかよーオラァ!!


それと前の話と何のつながりがあるの?って考えましたね?

実は大きなつながりがあるんです。

人には平常を良しとする思考、悪しとする妄想が備わっているという事です。

簡単に言うとエゴイズムと言う物だと思うのですが、しんかさんはそのエゴこそが人であると。

人が人である限り、戦争は起こる。

と、誰かが言っていた気がします。

しんかさんは犬に首輪を付けながら「この子は家族です」と言っている奴が嫌いです。

絶対にそれ、ペットですから!と、大声で言ってやりたいです。

そういうヤツが戦争を起こすのだとしんかさんは知っています。

しんかさんはハブられても良いから、こういう輩とは離れた生物でありたいです。


つまり、

しんかさんは人間が大嫌いです(直球)

でも家族と友達は大好きです。

(つまり・・・しんかさんも人間、そう言う事ですw)


来年も、生きていたい!!!!!!!!



かしこ。

しんかのおしろ

しんかさんの趣味と遊びのお部屋です。 興味がある事だけで築く御城。 来場者は皆お友達ンコ。 皆と仲良くなれたらいいな~ しんか

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