できるかぎり じゆうで います

mixiの夢日記「アルティメットゾンビー2~ザ・ウォーターシュート~」

mixiで記載した2009年05月22日の日記を転記します。



今回覚えていた夢は

「アルティメットゾンビー2~ザ・ウォーターシュート~」

と、名付けた。

まず序章である1を通り越して何故に2なのかと言うと、以前、同じ様な夢を見たことがある気がするからである。

その内容は、ビルの壁に長い金属製のチェーンが何本かぶら下がっており、そのチェーンをゾンビが登ってきたり降りてきたりするもので、チェーンにぶら下がっている俺はそのゾンビを華麗な動きと水鉄砲で片付けていくという何ともシンプルなアクション。

無論目的はビルの中にいる人をゾンビの魔の手から守ることなのだが、屋上からもゾンビが襲撃して来る様子から解るように「既にビルはゾンビで占拠されている可能性が高い」訳で、そもそもこの夢は見始めた時点でゲームオーバーなのだ。

そんな夢を過去に見たのか夢をデジャブったのかは定かではないが、今回はそれの続編である。

今回は街に出現するゾンビと、その親玉を撃滅させるシチュエーションサバイバル。

まず出発前にパートナーを決めるらしい。

犬、猿、キジ、悪魔、天使の中から(もっといた気がするが忘れた)一匹をサポーターとして連れていける。

前回は一人で孤独なバトル(終いにはきりがない)バトルであったが、今回はコレにより充実したゾンビ生活がおくれるのだ。

俺は迷わず天使を選び、名前を「エンジェル」と名付けた。

このエンジェルの姿は、アニメ「天使くん」を参照にしていただきたい。

はじめに驚いたのがこのシーンで、自分の名前を付けるボキャブラリーの無さにビックリ。

その後、家族一人一人と会話をしていき、武器を選択する。

と言っても別に種類は豊富でない。

ハンドガンタイプとマシンガンの形をした小型銃(ガンダムが持っているビームライフルを想像しよう)、それに近未来を思わせる形をした物の三種類で、俺はパートナーを選ぶより迷った。

迷った末、選択したのが別のヤツにして欲しいと言う要求だった。

しかし何故か出てきた。

もっとカッコいい近未来風な銃が出てきたので、満足した俺はにこやかに受理した。

(もう解っていると思いますが、出てくる銃は全部水鉄砲ですからね?)

試し打ちをしてみると、水漏れが酷い。

霧状に噴射してしまうこともあり、放射線状に発射してくれることは稀であった。

物を変更したい俺に対してアネキが言い放った言葉が

「一回決めたからもうダメです」

何故ダメなのか深く話し合うべきだったが、その時は「そうですか」と敬語で和解。

そして食料「チーたら、甘のしイカ、裂きイカ薫」 を手にし、家を後にするのであった。

作戦を練ることにする。

俺の担いでいる登山バック風のリュック(いつもスケートに持って行っているアレ)にエンジェルを胴体まで差し込み、後方をエンジェル、前方を俺様(ヒーロー気取り)が担当。

完璧な戦陣だった。

(エンジェルは俺が持っている水鉄砲より、ハイテクで強力な物を装備しています)

所がエンジェルはそんな事お構いなし、自由に飛び回り一人で建物から飛び出して行ってしまう。

何て自分勝手な子だろうか?

これが正直な気持ちだった。

選択したのがミスだったのか、とんでもない不良だったのだ。

文字道理のミスキャスト、しかも見失ってしまった。

ストーリーは「逃走した仲間の捕獲」に移行してしまい、仕方なく街を探索する事に…。

しばらく歩くと、面白い物を見つけた。

何と水路に体育座りしたおっさんが泣きじゃくりながら押し込められ、監禁されている。

それを見張っている人に話を聞く事にした。

見張り番「コイツよー、とんでもないことしやがってよー!!」

俺「この人、何したんですか?」

見張り番

「はぁ?しらねぇよ!!」

これ以上関わりたくないと思った俺は、その場所から立ち去った。

街は意外にもパニックに陥っておらず、それ所かアスファルト上でバーベキューをやっている連中すらいる。

半ば「暴徒」と化している市民であるが、コレはやはりゾンビのせいだろうか?(w)

周りを警戒し、怯えている市民も少なからずいる。

こうした世界観でストーリーは始まるのだ。

(携帯で書くと次第に重くなってくるので次へつづく)



後半



前回のあらすじは必要ないですね。

(ここから読んでいる人は意味が分からないと思いますんで、一つ前の日記を読んで下さい)

事態はエンジェルの捕獲だが、以外にもむこうがこちらを見つける形で解決。

エンジェル「何で置いて行っちゃうの~!?怖かったんだからね!!」

いやいやいや…

君が勝手にどっか行っちゃったんでしょ?

理不尽にも説教を受けた俺はエンジェルに水を吹きかけてやろうかと思ったが、ヒーローはそんな事をしてはいけませんので、歯がゆいがやめた。

しかも、何故か性格が良くなっており、別のヤツのパートナーなのでは?と考えたがついてくる様子があり、身勝手なヤツよりましだなと思いそのまま拉致する事にした。

とその時である。

目の前に熊のような人のような斬新なキャラが登場した。

ドクタースランプやドラゴンボールに登場する寅男を想像していただけると解りやすいのだが、あれの顔を熊にして、八頭身にした団体が凄い水鉄砲とヘルメットを装備して巡回している。

俺は直感が鋭くなり、「はは~ん、さてはエンジェルを狙っているな?」と、意味不明な解釈をした。

そして襲撃。

その目的は、エンジェルを守ることではない。

凄い水鉄砲を強奪する事にある。

俺は飛び交うウォータービームをかいくぐり、一匹のクマ男を追い詰めた。

クマ男「来るな!!来たら撃つぞ!!」

どうぞ。

俺には水攻撃は通用しないので、カッコ良く撃たれながらソイツをガクガクにビビらせ、クマ男の耳の穴に自分の水鉄砲の銃口を深々と差し込んだ。

俺「そんな危ない物は私によこしなさい」

クマ男「負けました」

会話が成立していないが、俺はクマ男から水鉄砲を3つゲット。

それはあの水鉄砲界最強とうたわれる「エアーシューターウォーターガン」なのだ。

空気をしゅこしゅこいれて、その圧力を利用し放たれるウォータービームは驚くほどの飛距離と威力を誇る。

序盤で最強の武器を手に入れた俺は、もうシルベスタースタローンでも太刀打ち出来ないだろうと街を闊歩して歩いた。

ちょうどその頃、街中にワラワラとゾンビが出始めた。

俺は無我夢中にゾンビ退治を楽しんだ。

あの時のコンバット感と言うか何と言うか、とにかくアーノルドシュワルツェネッガーを越えていた。

あえて訂正、

超えていた。

残念ながら話は終盤になってしまうのだが、(この間は面白い事が何もないので)ついにゾンビのボスが登場。

その驚愕の姿に、俺は初め、見上げていることしかできなかった。

(起きたとき、おしっこ漏らしていないか確認したくらいビビっていた)

羽が生えているそのドロドロな姿は、翼竜にも悪魔にも見える。

その周りには小型のヤツが2~30匹位飛んでいて、小型とはいえ、身長だけで2メートルは軽く越えているスケール。

羽を広げたらその大きさはさらに拡大して見える。

あ、死んだね。

と思った俺は年甲斐にもなく半ベソカキながら勇敢に立ち向かう訳だが、小型のヤツをなんとこさ一匹片付けた時点で水がなくなった。

何で?と思った。

今まで散々撃ちまくっていて、水がなくならなかった方がおかしいのに、おかしい方は疑わなかった。

だがそんなピンチは俺の夢では通用しない。

エンジェルが何かお経みたいなものを唱え初め、「何とかメガトン!!」と叫ぶと、凄まじい爆発と共に五匹位が一気に吹っ飛んだ。

お前、初めからそれやれよ…

水鉄砲何てものは茶番に過ぎず、いとも簡単に小型を次々と始末していくエンジェル。

俺はそれをちんちんカキカキしながらただ見守っていた。

残るは大ボスただ一人。

どんなに爆風で傷ついても、瞬時に修復してしまう。

エンジェル「ダメっすね」

おいおい…

お前がダメだと、俺はもっとダメなんですけど。

そこで奇跡が起きた。

大ボス「負けました」

勝った。

そこで目が覚めた。


しんかのおしろ

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